袴の前にある、5つのひだ、それは 次のことをあらわしていると 言われています。それは・・・
仁・・思いやりの心
義・・正しい行い
礼・・相手を敬う気持ち、相手を大切に思う心
智・・正しい判断力
信・・あざむかない、いつわらない心
これらの 一つが欠けても 剣道を修行する資格はありません。つまり、一つのひだでも くしゃくしゃに なろうものなら、稽古をする資格はないのです。
ましてや、ひだのなくなった フレアスカートのような袴で試合に臨む 人もいますが それは 相手に対して非常に失礼にあたります。
この5つの心(ひだ) どれが 欠けてもいけません。
着装の礼とはこういうことなのです。
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まずは、前の5つのひだを整える |
裏返して 2つのひだを整える |
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再度 ひっくり返して、5つのひだが 整っていることを確認し、両脇を内側に折りたたむ。(3つのひだがみえるくらいに) |